アニメと漫画両方読んでる方、こういう時ありませんか?
「ん?ここ漫画とちょっと違うぞ!でも何巻のどのあたりだったかな⋯」
私はONE PIECEがダントツで好きなんですが、子どもとアニメを見ていて
↑みたいな感じにたまになるんです。でも漫画を見返すのもちょっとめんどい⋯でもなんとなく気になる⋯
漫画で印象に残ってたシーンが、アニメで見たらまた違った雰囲気になってたり。
残酷な描写とか法律に違反してそうなところはアニメで結構修正されちゃいますよね。
ワンピースに関しては漫画はゾウ編・アニメは魚人島まで見たので、そこまでで私の印象に残っているシーンをご紹介します\(^o^)/
※著作権の関係でイラスト等は載せておりません。漫画・アニメともに話数を記載しておりますのでご参考にしてみてください。
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1話からまず違う
漫画 → フーシャ村にてシャンクスたちとルフィのエピソードから始まる。ナミ登場は第8話”ナミ登場”から(1巻の終わりらへん)
アニメ → アルビダが船を襲うあたりからスタート。ナミも1話から登場し、アルビダ編→モーガン編にも登場。(お宝盗んだり、グランドラインへの地図盗もうとしたり)シャンクスとのエピソードはルフィの回想でゾロに向けて語られている。
アニメの1話を初めて観た時「ん?間違えて途中から見始めたのか?」って思いました。アルビダのとこから始まるんだもん。ナミももうでてきてるし。
サンジの回想・ゼフとの過去
ゼフが足を失った理由
漫画 → 岩で自ら足を切断し食糧に。(まあまあでかい岩)切断するシーンも描かれている。ひいぃ⋯
アニメ → 海に落ちたサンジを助けようと、船の瓦礫に挟まれた足を錨鎖(いかりがつながれている鎖)で切断。
ちなみに岩場に打ち上げられたあと、食糧の分配についてサンジが文句をいった直後。
漫画ではゼフが「仲良く助け合おう」と言いながらサンジの頭を踏みつけていますが、アニメではこの時点で足がないので終始背中を向けています。
二人が打ち上げられた岩場は下が波でえぐられ「ネズミ返し」のようになっていたので魚などを捕るのも難しかった模様。
アニメ版のゼフ、足をなくなった直後に何も食べずにすごしていたんでしょうか⋯(原作と同じなら遭難していたのは85日間)
金目のもの以外に、”食糧”を奪った仲間にキレるゼフ
漫画 → ゼフがサンジ乗っていた「客船オービット号」を襲った直後、金品以外に食糧を奪った仲間にキレて蹴り飛ばすシーンがあります。 アニメ → カット。
以下ゼフのセリフ↓
「他所の食糧には手を出すなといつもいってあるはずだぜ」
「長い海賊人生でものが食えねぇこういう危機には何度もあってきた」
と言っているので遭難する以前から、食べ物を奪う行為は自分の信念に反するものだったようです。
回想終了後のサンジのセリフも⋯
漫画 → てめェの足をてめェで食って俺に食糧を残してくれたんだ⋯
アニメ → てめえの足の代わりに俺を生かしてくれた
※原文ママ(アニメは字幕より)
漫画だと作者のセリフのこだわりとかもなんとなくあったりするのでそれが伝わりやすいですよね。(ここだとてめェの「ェ」だけカタカナだったりとか)
私がバラティエらへんを読んだのは小学校の時だったので、ゼフの足切断シーンはかなり衝撃的でした。それ故めっちゃ印象に残っていたので、アニメで見たときは「全然ちがうじゃん!」と別の意味でショックでしたね。まあ、深夜アニメでも無い限りはあの切断シーンなんか絶対放送できないですよね⋯。
【自らの足を切断してまでサンジを助けた】という部分は一致しているけど、
【自分の足を食糧にしてまで】という点ではなんというか、『重み』の種類が違ってくるような気がしますねー。
ナミの回想・ベルメールさん死亡あたり
アーロンに撃たれる直前、狙われている箇所。
漫画 → 頭
アニメ → 胸辺り
ノジコとナミに「大好き」というシーン
漫画 → 正面を向いていて、タバコを咥えている。顔半分は吹き出しで隠れている。セリフは「大好き♡」
アニメ → ノジコとナミに顔を向けている。セリフは漫画と同じ。タバコは咥えてない。
漫画だと顔半分隠れているので読んでいる人の想像にもよると思うのですが、私はノジコとナミの顔は見ずにこのセリフを言ったんだと思っています。
撃たれたあと
漫画 → 倒れている横、咥えていたタバコが血溜まりにおちる。倒れるまでの走馬灯?回想?シーンのベルメールのセリフがちょっとだけ長くて順番もちがう。(絵のコマはほぼ一緒)↓
「ノジコ!!ナミ!!誰にも負けるな!!女の子だって強くなくちゃいけない!!何があっても生まれてきたこの時代を憎まないで⋯⋯⋯⋯!!いつでも笑ってられる強さを忘れないで⋯。人に褒められなくたって構わない!生き抜けば必ず楽しいことが⋯⋯たくさん起こるから⋯⋯⋯!!!」
※アンダーライン部分がアニメではカットされてる
アニメ → 撃たれたあとの姿は血溜まり含めて映らない。
セリフ↓
「誰にも負けるな!!女の子だって強くなくちゃいけない!!人に褒められなくたって構わない!何があっても生まれてきたこの時代を憎まないで⋯⋯⋯⋯!!いつでも笑ってられる強さをさ忘れないで⋯。」
ゲンさんが切られるシーン
漫画 → 切られるシーンが正面から写っている。
アニメ → 背中が写っている。
全体的に血の描写が少なめな印象。
漫画のほうが、ベルメールさんの「やさぐれ感」がより出ていると思っています。
にしてもベルメールさんの髪型、女芸人のまちゃまちゃさんみたい。
エース死亡直後の白ひげvs赤犬
漫画だと59巻の2話目なので、読み始めて割とすぐのところです。(単行本の表紙の白ひげも頭半分ない状態)
漫画版は上記の通りなので割愛。
アニメ → 白ひげの”ひげ”だけ半分なくなる(グロいのでしゃあないけどさすがにちょっと笑ってしまった)
顔半分失っているのにも関わらず技をくりだし、海軍本部を崩壊させ広場を真っ二つにした
というのが白ひげの凄さにつながっていると思うので、個人的には大事なシーンが変えられちゃったなと思いました。
センゴクも「顔半分失って⋯!!まだこんな力を⋯!!!」って言ってますしね。
余談:白ひげ死亡後コートが落ちた件
白ひげ死亡後→コートが落ち背中のカットになります。『一切の”逃げ傷”なし!!!』のとこ。
白ひげ同様海軍将校たちもコートはおっている人めっちゃいますけど、激しい戦いにも関わらずまったくずり落ちない謎。うちの子供がめっちゃ気にしていました。
61巻のSBS(しつもんを ぼしゅう するのだの略)に尾田先生からの回答がのってます。
要は“”心意気””だそうです。
白ひげも心意気であのコートを羽織っていた。だから死亡直後にコートが落ち背中が見えたわけですね。
その心意気、現実でも使えたら良いのに。
仲間がいる゛よ!!!!
漫画 → 2ページ見開きでルフィと仲間たちの顔。「仲間がいる゛よ!!!」と大きい吹き出し。
”自分に残っているもの”を数えながら徐々に涙を流すルフィの姿がほんとに泣ける⋯。
今も読みながらこの記事書いてるのでジワっときてる。泣きそう。
アニメ → 仲間たちとの回想。一人ひとりが「ルフィ!」と名前を呼ぶ。そのご「仲間がいる゛よ!!!」のシーン。
頂上戦争終了後、女ヶ島にてジンベエに問われるシーン。
完全漫画派の自分はアニメでは感動が薄かったです。。。
まとめ
血が少なめに描かれていたり、足を食べない・頭も吹っ飛ばない と、グロい表現はなくなっているか控えめな表現になっていました。
あと、アニメはやっぱり流れを意識しなきゃいけなかったり、原作に追いつかないように話を伸ばしたり番外編はさんだりがあるので全体の流れが少し変わっていますよね。
アニメはキャラクターの声や動きがあって漫画とはまた違う楽しみ方がありますが、漫画は作者の表現がダイレクトに伝わってくるので私は感情移入しやすかったです。
ある程度巻数がでていれば、自分のペースで読み進められますしね。
夫や子供は完全にアニメ派なんですが。(眠くなる・読めない等の理由で)
他にも原作とアニメで相違点あるかもしれないのですが、今回は私の印象に残っているところをまとめました♪
また漫画を読み返したときに違いを見つけたらまとめたいと思います♪
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